アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
第2夜-2
-
仕方なく店を閉め、3階の住居に引き上げる。
「酒は?」
「うーん……これくらいかなあ」
かき集めてきた酒類をテーブルの上に並べる。
「結構あるじゃないか。あとはつまみだな」
「えー、そんなのないぞ」
奏太が勝手に冷蔵庫を開ける。
「ベーコンがあるじゃないか。これでいい。キッチン借りるぞ」
どこからともなくエプロンを取り出した奏太はキッチンに立つ。
「あらあらまあまあ、今回は料理までしてくれちゃうの」
「別に、ベーコン炒めるだけだ」
肉の焼けるいい匂いがしてきて、あっという間につまみができた。
「んじゃ、夢に乾杯」
「乾杯」
「いい塩加減じゃん。うめー」
「酒も飲めよ」
「飲んでますよー」
「ほら、注いでやる」
「さんきゅ」
4、5杯飲んだところで晴臣はほろ酔い気分になってきた。
しかし、ここで予想外が起きた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
11 / 25