アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
第3夜-4
-
「やー、飲みましたねぇ」
遥が満足げに言う。
実際、持ってきたワイン二本と晴臣宅にあった酒、それから追加でコンビニに買いにいった酒を三人で飲み干した。
テーブルの上はビンやら缶やらでいっぱいになっている。
「どうするー?遅くなっちゃったし泊まってくか?」
「そうさせてもらおうかな。助かる」
「じゃあ、とりあえず片付けちゃいますよぅ」
立ち上がった遥の足はふらついている。
「遥は危ないから座ってろ。俺がやる」
遥の肩を押さえて座らせた奏太はテーブルの上を片付けだした。
「洗い物やるから、晴臣はゴミをまとめてくれ」
「yes,sir」
敬礼した晴臣はゴミ袋にゴミを放り込みだした。
「えー、僕はぁ?」
「遥は水を飲め」
不満げな遥の前に、奏太が水の入ったコップを置く。
「はぁい」
「シャワー……は、遥ちゃん後の方がいいかな。奏太洗い物終わったらシャワー浴びちゃえよ」
「おう」
洗い物を終えた奏太がシャワールームに入っていくのを見送った遥は、しばらくして片付けの終わった晴臣に寄っていった。
「晴臣さん晴臣さん」
「なんだい遥ちゃん」
「晴臣さんは奏太のどこが好きなんですかぁ?」
「ああ、女装した時の話?あいつ髪伸びると結構癖っ毛じゃん。顔立ち超綺麗なのに癖っ毛っていうギャップがいい。あとは目かな」
「僕も目好きですぅ。色気ありますよねぇ」
「な!さすが遥ちゃん話が分かるじゃん」
二人が顔を見合わせたところで、横やりが入った。
「盛り上がってるとこすまないが、シャワー終わったぞ」
「!びっくりした。遥ちゃん入れる?」
「うーん。最後にしますぅ。晴臣さんどうぞ」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
21 / 25