アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
4
-
悠「彩斗…」
彩斗「ん?」
悠「…友達…できない( ´・ω・`)」
彩斗「だろうな…球技大会でもできる事が少なくて…何も出来ない…やってみると言ったものも…少し嫌なことがあるとやめようとするんだもんな…」
悠「うっ…」
彩斗「どうすればいいと思う?」
悠「えっと…頑張る…」
彩斗「どうに?」
悠「途中でぶちゃったりしない…」
彩斗「そうだな…お前にはよういじゃないかもしれないが…がんばれ…」
悠「うん!」
彩斗「その意気だ!」
本当はとても嫌だ…俺以外の奴と話す事
なんて許せるはずがない…お前は俺のだ…誰とも話さないで俺とだけ…そうも言ってられない…構ってやれないことも多い…悠は…定時制に入ってから…痩せた…筋肉なんてほぼないに等しい…痩せすぎだ…体も少し小さくなった…気がする…友達とも話せず部屋にこもっていると聞いたが…精神状態は平気なのか…何とかしないと…悠が…壊れる…
彩斗「がんばれ!」
悠「うん!」
そこから…悠はかなり頑張った…
こうしたらどうか…こんなふうにすれば
大丈夫だろう…と考えていた…
だが…前のことを引きずられ…友達は
できない…俺は…やれることは
やったが…知的障害者と言う
レッテルの前では無に等しかった…
悠は壊れていった…
悠「手伝ってくれて…色々してくれてありがとう…僕…何も出来なくてごめんね…迷惑かけてるよね…ごめん…」
謝る回数が昔よりも遥かに増えた…体を
見る限り…自傷もしているようだ…
ボロボロで痛々しい…
彩斗「悠…明日昼間空いてるだろ…俺の家こい…お説教だ…これ以上見てられない」
悠「っ…わかった…ごめん…」
彩斗「ごめんは要らない…明日絶対に来い」
悠「わかった…」
僕は…もう嫌われてるんだろ?…
俺みたいなの見ててウザイんだろ?
助けてとしか言えてない…努力なんて
してないって思われてるんだ…きっと
捨てられる…
あとは…闇に落ちてくだけ…
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
30 / 37