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* Scent.1 *
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……────。
見慣れた薄暗い部屋中に、立花は無自覚に甘い色香を振り撒いていた。
オメガの誘惑に抗えない男達は、立花につけられた革の首輪を引っ張り、奉仕を要求する。
「ほら、もう物欲しそうな顔してる。悪い子だね、立花」
「ん……っ」
全て口内には収まりきらず、立花は男のものを様々な角度から舐め上げたり吸いついたりする。
反応を伺うときに上目遣いになると、「もっと奥までくわえろ」と無理矢理に立花の後頭部を掴んで動かす。
「ん、ん……っ、あ……」
喉奥に男の凶器が刺さり、むせ返りそうになる。
もう1人の男は立花の背後に回り、蜜を垂らし始めている秘部に指を突き入れた。
無遠慮に中の粘膜を擦られて、立花は腰を小刻みに揺らす。
「すご……喉めちゃくちゃ締まる……っ! どうー? 立花ちゃん、俺の美味しい?」
オメガを発情させるための薬を静脈から入れられ、立花は擬似的に発情期を引き起こしている。
これのせいで本来なら3ヶ月に1度の発情期は不安定になり、抑制剤も効きづらくなった。
──誰のでもいいから、精液、欲しい……。
心と身体が解離するような感覚を覚えて、奥歯を鳴らしながら泣いて喘いだ。
立花ははしたなく両足を拡げて、雄を受け入れる体勢になる。
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