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2020年バレンタインデーの巻 7
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「うん」
トラは、その指についたチョコレートを拙い舌で舐めた。
それを龍崎は、眺めている。
「んっ…ぁっ…っふっ…」
赤い舌が、龍崎の指を舐める。
「トラ君?」
「ん?」
トラは、龍崎の指を離した。
「私にも、食べさせてください」
龍崎はそういうので、
トラも同じように指にチョコレートをつけようとしたが…
「うわぁっ!?」
トラが俯いてボールのチョコレートに気をとられた瞬間、
龍崎はボールとトラごとお姫様抱っこをしてしまう。
「いきなり、お姫様だっこすんなよ!ビックリするだろ!」
「失礼しました。想像していたら、我慢が出来そうになくて…」
でた。いつもそうだ。
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