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恋人は何の躊躇いもなく俺の性器を口に含んだ。
「?!ま、まって今それ、されたら…っ」
きつく拘束されている分いつもよりその行為がダイレクトに快感を呼ぶ。
なにより、咥える恋人の薄い唇と、たまに覗く赤い下が例えようもなく扇状的で、それを見ているだけでまた声にならない息が漏れる。
「は、ん…!ぁ、ぃい、やだあ」
「どう?これなら気持ちよくないなんて嘘つけないでしょ?」
「ごめ、きもちい…ぁあっきもちいいからぁ…っ」
「あんまり動かないで。縛ったところ傷つくから」
「んな、むり…っ」
だったら今すぐフェラをやめてほしいが、全く呂律がまわらず、伝えることができない。
べつに俺に傷がつこうとどうでもいいじゃないかと思う。でも以前後ろ手に手を縛られたとき、暴れて手首が擦れてしまったことがあった。ごく軽い怪我だったのに、こいつは異様に心配してくれて、数日間はすごく優しくしてくれた。怪我が治るとすぐにまたいつものようなプレイに戻ったが、それからは拘束プレイをするときにかなり気を使ってくれるようになった。憎たらしいはずの恋人のそんな一面を目の当たりにした俺は、馬鹿なことにこいつへの愛情を募らせてしまうだけだった。
長い舌で丁寧に隅々まで舐められ、かと思うと先端だけを執拗に舌が追う。
だめ、かも。もういきそう。
「んん、はやいね。出る?」
「…!ゃ、今…!」
俺のことなら何でもお見通しな恋人は、射精寸前のタイミングで口を離し、尋ねた。
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