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2020年バレンタインデーの巻 12
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「ああ、そういえば…」
天花は、手を離した。
自ら背負っていたリュックを引き寄せて開けると
その中から、ハートの形をしたピンク色の箱を取り出す。
大きさは掌に乗る程の大きさだった。
「なに?」
天花がその箱をチェシャに渡した。
チェシャは、天花の鞄から出てきた似つかわしくないその箱を見つめた。
「今日は、バレンタインデーだろ?」
「え…っ?」
まさか、チョコレートだろうか…?
それ以外に何があるのか?と聞かれても、チェシャは答えられないが。
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