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〔-3‐〕
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「ハァハァ……」
翔空の声を聞いた初めはフェロモンが治まりかけていたのに、今は増幅しつつある。こんなに垂れ流していたら人気が少なくてもバレてしまう。
『大丈夫……もう少しで着くから……』
「…とあ……早く来てっ……」
『うん……わかった……』
早くこの状況から逃れたい。シャワーも浴びたいし、眠りたい。
眠れば少しだけでもフェロモンは治まる。
それに……男に触られたところが気持ち悪い。翔空に初めて触られたとき、こんなに気持ち悪くはなかった。発情してたし、フェロモンのせいもあったかもしれないけど……
その時。
「お兄さん、どうしたの?」
後ろから男の声がして振り向く。
なんで……ここに……あまり利用する人が少ないからこの場所を選んだのに……
「あ、いや……」
「何だかお兄さんからいい匂いがする……もしかして俺を誘ってる?」
近づく男。
「誘ってないっ……ちょっ……やめっ!?」
そして押し倒され、携帯が手から滑り落ちる。その反動で画面が真っ暗になる。
「フフッ……さっき襲われてるの見たんだ……俺、あんたのこと狙っててつけてた」
「……やめろっ……」
男の胸を押してるけど、びくともしない。
「それで抵抗してるつもり?全然力入ってないよ。もしかして、本当は俺に犯されたいと思ってるんじゃない……の!」
ブチブチブチッ……!ビリッ!
強引にシャツを引き裂かれ、ボタンがはじけ飛ぶ。
「綺麗な体……こういう綺麗な体を一度汚して見たかったんだ……」
「んンッ……ヤダッ……」
男の手が俺の胸や腹を撫でまわす。寒気がするのに、体は感じる。
「その割にはここ……勃ってる。俺に触ってほしいって、舐めてって言ってる」
「……んんっ!」
俺の乳首に触れるか触れないかくらいで触ってくる。イヤなのに……気持ちいい……
「はぁ……舐め欲しい……?舐め欲しいよね……?じゃあ舐めちゃう……」
「やっ……!んンッーー‼」
ろくに抵抗できず乳首を舐められ、それで終わるかと思えば吸われる。
ガマンしすぎておかしくなってきた。こんなに気持ちいならこのままこの男に犯されてもいいと思ってきている。
そんなのダメってわかってる。
でも……
「こっちも欲しい?いいよ……吸ってあげる……」
「……んアァア‼」
気持ちいい……もっと……吸って……
「……ハァハァ……」
「可愛い……乳首そんなに気持ち良かったんだ?もうグチョグチョ……」
スボンをおろされ下着越しに触られる。吸われて軽くイった。
出たものが下着について濡れ、染みついている。
「今度はこっちを可愛がってあげよう……」
軽くイったせいか、少し冷静な頭が戻ってきて……
もう一度抵抗してみる。
「おやおや、さっきまで可愛く乱れてたのにもうおしまい?まぁ、抵抗してもムダ」
カチャカチャ……ベルトを外し自分のものを出してくる。
「一緒に気持ちよくなろうね……」
俺に触ろうとした瞬間、少しだけ力の入った足を思いっきり男の股間めがけて蹴り上げる。
「---っ!?」
男は声にならない声をあげ、股間を押さえ俺の上に倒れた。
男を退かしスボンをはき直す。
シャツはボタンが取れてどうにもならないので、何とか腕で隠した。
危なかった……もう少しで自分の理性がぶっ飛んでこの男に犯されるところだった。
「……ンッ……」
シャツで擦れて乳首が感じる。吸われたときは気持ち良かったけど、今は感触が残って気持ち悪い。
さっきの男の吸い方……ちょっと翔空のやり方と似てた。だからかな……気持ちいいって思ったのは。
・・・ん、ちょっと待って。今の言い方、翔空の愛撫が気持ちよくていいみたいに言ってなかった……?
たかが一回、翔空に抱かれたときの感触を覚えていて、それが何十回抱かれた優真よりも良かったって……?
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