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恐怖
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ボクらに恐怖を植え付けた声。
体が瞬時に硬直する。
「あ…あのときの…」
「鎖、きいてないわけじゃねーのな」
男は牢に入ってボクらに近づく。
「お前、ヒューマンショップの…」
リーの顔も強張っていくのがわかる。
嫌な汗が体中から噴き出る。
「今日はお前に用はないよ、そっちの子、きなよ」
「くんじゃねぇっ!」
初めて聞く、リーのきつい声。
ジャラッ、ガシャンッ
リーは自分に繋いである鎖で男に反撃する。
「うざったいなー、お前も鎖ついてたよな?」
男が手のひらをリーに向けパーからグーにかえる。
「ぐっ!?」
少しの悲鳴を出してリーは膝をつきそのまま倒れてしまった。
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