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更なる…
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「そーいや、リーも好きにしていいっていわれたし?お前のことも壊していいっていわれたっけかな…ふははっ、あー、いいこと思いつーいた」
インはリーに近づく。
止めなきゃなのに心が、体が上手くコントロールできない。
どーしてこんなことになったんだっけ…
震えてボクは膝をついてしまう。
ボクがちゃんと兄さんってわかってれば…
リーとも友達になってなければ主人にリーだけでも目をつけないでいてもらえたかもしれない…
何もかもがボクのせいで…
頭がぐらつく
視界が霞む
心が、胸が苦しい
嫌な汗が頬を伝う。
兄さん…ボクは弱くて何も出来ないよ…
「ん?」
インが声を上げた。
リーが目を覚ましたのだ。
「ん…ユ、ゥ…っ!?お前っ!」
膝をついているボクを見て怒りを露わにする。
「ユウに何をした!!」
「別に何もしてねーし。うっせーなーその声。そっから鎖に巻いてやろーか?」
一気にインの声が低く威圧感を帯びる。
「…っ声…」
リーが怯む。
その時…
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