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るぅとside
じゃあ後は
る「さとみくんお願いしますね」
そう言って決して振り返ることなく僕は家に帰った
元々僕はおかしかった
愛の感じ方が人とは違う
きっとその理由は両親のせいだと思う
僕は親から愛なんてものは貰えなかった
母親は常に男といて、その男も毎日違う奴だった
それに我慢が出来なくなったお父さんは家を出ていった
ごめん。そう言い残して
母親はお父さんが居なくなったあと更に男を連れ込むようになった
時にはその男に殴られることもあった
その度に笑う母親
何度殺してやろうと思ったことか
それでも学校には行かせて貰っていたから殺しはしなかった
何故か学校で僕はつねに女の子に囲まれていた
女なんて母親みたいなやつしかいないんだなんて思ってたけど僕はその状態に満足していた
そして僕を好きでいてくれる子が可愛く見えた
そして僕の愛は歪んだ
でももうこれでころちゃんを苦しめることはない
だからまぁいいのかなって
幸せになってくださいね
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