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死なないで 続き……
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※前回の続きからです……
前回の話を見てから見るのをオススメします
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
る「ころちゃん………!!」
り「あっ……!る、るぅとくん!」
こ「………!るぅ……とく…ん」
り「あっ、ちょころちゃん!!!ほんとにやめて!!」
こ「………ぼく死ぬことにしたんだ、今までありがと、るぅとくん」
僕が目にした光景は有り得ないくらい残酷だった
ころちゃんが莉犬のマンションである部屋から飛び降りようとする姿
その莉犬がころちゃんの自殺行為を必死に止めようとする姿
死にたいと嘆くころちゃん………
この状況に対して僕はほんとに"胸が苦しくなった"
ごめんね、ころちゃん……こんなまでほっといて……
気づいたら僕の顔は涙でぐしゃぐしゃになってて
ころちゃんが近寄ってきた
こ「るぅちゃん……なんで泣いてるの…」
る「死にたいとか言うな……ばか……僕ほんとはころちゃんのこと愛してる」
僕は涙で顔がぐしゃぐしゃになりつつもころちゃんのことを
強く
強く
"抱き締めた"
ころちゃんも目から涙を流してて
そこにいた莉犬も膝から崩れ落ちうわぁーーんと泣き始めた
り「ころちゃんのばかばか!!るぅとくんに全然愛されてるじゃんか!」
こ「いやっ……でもぉ……るぅちゃん…?」
る「ごめんね、ころちゃん……僕やっぱりころちゃんしか愛せない」
僕は近くにあるころちゃんの顔に自分の顔を近づけ
キスをした
今までよりずっとずっと深ーいキスをかわした
り「ええっ、ちょ………イチャつくのは俺の前でしないでよ!笑」
る「ああっwごめんごめん」
こ「るぅとくん……僕こそごめん」
僕ところちゃんは抱き合った
こ「僕この1週間るぅとくんがいなくてほんとにほんとに寂しかった……
電話とかLINE送っても既読無視とかでほんとに辛かった……
るぅとくん戻ってくれたんだね…」
ころちゃんは泣きながら僕の顔を見つめる
る「ごめんね、ころちゃん……僕の勝手でころちゃんのこと縛ったりしてほんとにごめんね
ほんとは別れたいなんて思ってなくて…
感情に任せてころちゃんのこと傷付けちゃった…」
こ「でも戻ってきてくれてほんとにうれしい…」
る「うん、愛してるよ」
こ「莉犬くん迷惑かけてごめんね、莉犬くんが気付かせてくれた…ありがとう」
り「ううん、俺、ほんとにころちゃんには生きて欲しいから」
り「るぅとくんと幸せでね」
莉犬は泣きながらころちゃんに『生きて欲しい』と言う
その声はほんとに震えてて
必死だったんだな……とわかる
る「ほんとに…莉犬ありがとう」
り「当然のことしただけだよ」
そして莉犬の家を出て僕ところちゃんは2人で同棲してた家へ戻る
こ「るぅちゃん……ほんとにごめんね、僕るぅとくんのこと大切に出来てなかった」
こ「いつもいつもゲームばっかりでるぅとくんのこと考えられなくなってた」
る「ころちゃん……ごめんねわがままばっかで」
こ「ううん、全然そんなことないよ、もっと頼っていいし、わがままいっていいよ」
こ「僕るぅとくんのこと愛してるから」
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【ころんくん視点】
約1週間くらいに恋人であるるぅとくんは家を出てった
僕はほんとにいってほしくなくて必死にとめたが彼は振り向きもせず歩いていった
彼の『僕、莉犬のとこ行くんで』っという言葉に胸を痛めた
彼はもう
他の男のとこいっちゃうんだ……
僕は色んなことを考えて1週間ずーっと電話やLINEを彼に遅れ続けた
こ『おはよ、るぅとくん昨日はごめんなさい』
こ『僕るぅとくんがいないと死んじゃう。。。』
こ『どうか戻ってきて、おねがい』
とるぅとくんへの思いを込めたLINEを送るが当然既読無視で、
何回も電話をしても出てはくれない
るぅとくんと同棲してずっとそばにいたときのほうが幸せだよ……
僕はるぅとくんがいないと……と考えると病みそうになる
やっぱり僕にとっての『るぅとくん』は人生の生き甲斐なんだなって……
大切なものは失ってから気づくってこういうことなんだ……
今頃彼は莉犬くんのとこで楽しく過ごしてるんだろうなぁ…
そんなのを邪魔する資格はない
だけどLINEを送り続けた
〜1週間後の朝〜
こ「んん………もう朝か…」
よしっ!
行くか…………
僕はるぅとくんがいくっていってた莉犬くんの家にきた
今は7時で多分莉犬くん達は起きてるだろうと思いチャイムを鳴らした
ピンポーン
ピンポーン
ガチャッ
り「はーい??あ!ころちゃん!」
こ「あっ、莉犬くんちょっと上がっていい?」
り「え?う、うんいいよ!」
そう言ってくれて莉犬くんは快く僕を家にあがらせてくれた
り「いきなりどうしたの?」
こ「るぅとくんはいないの?」
り「え?るぅとくん…?なんでいると思ったの?」
こ「え、だってるぅとくん莉犬くんの家いくって言ってた……から」
気づくと僕の顔は涙でぐしゃぐしゃになってた
莉犬くんに変なとこ見せちゃってる……
ほんとに僕ってかっこ悪いな……
り「ころちゃん……!!るぅとくんと何かあった?」
こ「実は………
ってことがあったんだ」
り「そんなことがあったんだ……」
こ「僕捨てられたんだ……」
こ「実は…………僕死のうと思ってる」
僕は精一杯の力を振り絞って言った
莉犬くんは顔が引きつってた
そんな顔をして莉犬くんは僕の顔を真剣に見つめる
り「こ、ころちゃん、それは違うよっ!俺……ころちゃんには生きて欲しい…ねえやめて」
こ「もう僕るぅとくんに愛されてないから……生きる必要ないよ」
僕はそう言い放ち莉犬くん家のベランダに近寄る
その行動を取ろうとしたら莉犬くんは必死に手を引っ張ってとめてくる
その莉犬くんの行動にまた胸が痛くなる
り「やめて!!!ほんとに!!!ころちゃん!!それは俺が許さない!」
莉犬くんは汗をかき必死に僕を止めようとする……
こ「死にたいのっ……!はやく死なせて……おねがい…!!」
り「俺わかるの!!!るぅとくんはまだころちゃんのこと想ってるよ!!」
こ「っ………」
り「だから!!!そう簡単に死のうとするな!!!」
こ「ごめん、莉犬くん………無理だよ」
そう言っても莉犬くんは必死な顔をしてとめてくる
その瞬間……
ピンポーン
ピンポーン
り「やめて!!ほんとに………ころちゃん…だめ…!!しなないで!」
ガチャッ
バタバタバタバタ
る「りいぬ!りいぬ!」
ガチャッという開閉音の次に愛する彼の声が聞こえてきた
る……うとくん……??なんで………
り「うっ………ころちゃん!ほんとにしぬな!!」
こ「もうやだ!僕もう死にたい!!」
その瞬間……
る「ころちゃん………!!」
愛する彼が僕の名前を呼んでくれてる……
こ「………!るぅ……とく…ん」
僕はるぅとくんの名を呼び返す
り「あっ、ちょころちゃん!!!ほんとにやめて!!」
こ「………ぼく死ぬことにしたんだ、今までありがと、るぅとくん」
と僕は最後の言葉をるぅとくんに投げかける
そしたらるぅとくんは有り得ないくらい涙を溢れさせて
泣いてくる………
なんで泣いてるの………るぅとくん……
ぼくはいてもたってもいられずるぅとくんの近くに寄った
こ「るぅちゃん……なんで泣いてるの…」
そう問いかけた
る「死にたいとか言うな……ばか……僕ほんとはころちゃんのこと愛してる」
不意打ちの彼からの『愛してる』の言葉が暖かくて
幸せに浸った
え………今……愛してるって言った???
るぅちゃん………僕のこと愛してるの……??
僕は涙で顔がぐしゃぐしゃになってるるぅとくんに
"抱き締められた"
そこでぶわっと涙が溢れてきて泣いてしまった
必死にさっきまで僕の自殺を止めようとしてくれた莉犬くんも
膝から崩れ落ちうわぁーーんと泣き始めてた
り「ころちゃんのばかばか!!るぅとくんに全然愛されてるじゃんか!」
莉犬くん…………ありがとう
こ「いやっ……でもぉ……るぅちゃん…?」
る「ごめんね、ころちゃん……僕やっぱりころちゃんしか愛せない」
僕もだよ……僕もるぅとくんしか愛せないよ………
彼の顔を見て安心してたら
顔を近づけてキスをしてくれた
今までよりずっとずっと深ーいキスをした
さっきまでの『死にたい』という気持ちはスっとなくなり
今はるぅとくんの温もりと幸せを感じる
り「ええっ、ちょ………イチャつくのは俺の前でしないでよ!笑」
る「ああっwごめんごめん」
こ「るぅとくん……僕こそごめん」
次に僕とるぅとくんは抱き合った
こ「僕この1週間るぅとくんがいなくてほんとにほんとに寂しかった……
電話とかLINE送っても既読無視とかでほんとに辛かった……
るぅとくん戻ってくれたんだね…」
僕は泣きながらるぅとくんの顔を見つめる
ほんとに戻ってきてくれて嬉しい……
今すぐにでもるぅとくんとキスしたい……
る「ごめんね、ころちゃん……僕の勝手でころちゃんのこと縛ったりしてほんとにごめんね
ほんとは別れたいなんて思ってなくて…
感情に任せてころちゃんのこと傷付けちゃった…」
と彼は口を開いてそう言い放つ
るぅとくんのそんな気持ちがあったなんて………知らなかった
るぅとくんと恋人でほんとによかったなぁ………
こ「でも戻ってきてくれてほんとにうれしい…」
る「うん、愛してるよ」
こ「莉犬くん迷惑かけてごめんね、莉犬くんが気付かせてくれた…ありがとう」
り「ううん、俺、ほんとにころちゃんには生きて欲しいから」
り「るぅとくんと幸せでね」
莉犬くんにはほんとに感謝しかない………
僕は莉犬くんの『生きて欲しい』ということばでまた泣きそうになる
るぅとくんと幸せになってくるよ……
る「ほんとに…莉犬ありがとう」
り「当然のことしただけだよ」
命の恩人だな……僕ほんとに感謝しきれない…
そして莉犬くんの家を出て僕とるぅとくんは2人で同棲してた家へ戻る
今こそるぅとくんに想い伝えなきゃと思い
僕は口を開く
こ「るぅちゃん……ほんとにごめんね、僕るぅとくんのこと大切に出来てなかった」
こ「いつもいつもゲームばっかりでるぅとくんのこと考えられなくなってた」
る「ころちゃん……ごめんねわがままばっかで」
こ「ううん、全然そんなことないよ、もっと頼っていいし、わがままいっていいよ」
こ「僕るぅとくんのこと愛してるから」
END
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最後まで見てくれてありがとうございます!
実はこの作品結構前から書いてたんですが、もっと書きたい…もっと書きたい…という気持ちで字数が多くなっていました笑
自分史上ちょっと深い話が書けたのでちょっと満足です!
次回も楽しみにしてくれたらうれしいです!
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