アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
episode10 佐久間の部屋
-
「っ、、は、っ、、」
あの後何度か40度程のものではないが、
酎ハイ缶のアルコールを流し込まれた。
佐久間は相当な酒豪なのだろう、
ベット横のナイトテーブル下の冷蔵庫に
大量のストックが見えた。
喉が焼けるように熱い。
目が痛くて、手足がフワフワして、
鼓動が早くなってくのが自分でもわかる。
「お前、お酒弱いんだってな。
中沢先生が結構前からお前のこと
調べてるらしくてな。
この際だからってしっかり躾しとけってさ。」
笑うことない佐久間が、
歯を見せながら喋ってる。
(佐久間が笑ってる、、?)
「じゃあ、俺は今から授業だから
´´これ´´と楽しんで。」
クローゼットの下から箱を出すと、
ガムテープを剥がし蓋を開けた。
「っ、ぇ、、?」
全身が気だるい。
頭は動かさず目だけ視線を下に落とし、
箱の中を漁ってる様子を眺めていた。
「まあ、最初だから俺が選んでやるよ。」
遠くの方でガチャガチャ聞こえる。
この時結構酔いが限界にきていた悠真は、
吐き気よりも睡魔と戦っていた。
でもここで意識を失ったら佐久間に何されるか
分からない。
「ああ、これいいんじゃないか。
エネマグラってやつ。あとコックリング。」
聞いたことない横文字を
今の悠真には理解できなかった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
11 / 14