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F-0823 シュウ (10)
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初めにつれてきた部屋に抱きあげていたシュウを下ろすと、疲れたようにぐったりとしていた。折り曲げた足の付け根と足首を同時に固定し、腕は背中側でひとまとまりにした。小さい子供のようにすすり泣いているシュウは健気だった。
「深呼吸して。」
そう一言言っただけで体を震わせる。萎えたままのそこにゴム手袋をした手で触れ、潤滑ゼリーを塗り付ける。尿道バイブにも同じようにたっぷりつけ、そこにあてがうとシュウは目を見開いて体をよじった。
「やだ、もうやだ・・・っ」
「怪我するよ。じっとして。」
「おねがいっ・・・やだ・・・」
泣きながら懇願する声を無視して、片手で軽く開いた尿道口にバイブをゆっくりと挿入する。まだ入れているだけなのに腰を浮かせて揺らす。限界まで入れ切ったところで手を止めると、今度はローションを手に出し、後ろに触れた。
「はっ・・・あん・・・ん・・・。」
唇を噛んで快楽から逃げようとするのを、その唇に触れることでやめさせる。そのまま二本の指でシュウの舌を掴み、軽く引っ張るとくぐもった声で喘いだ。小さな抵抗のように軽く指に噛みつくのを感じ、反撃するように上あごを撫でると喉の奥を鳴らした。
「なんで、こうなってるのかわかる?」
「やだ・・・も、やだ・・・。」
「まずは、反省でしょ?」
「あっ・・・いやっ、ああっ」
尿道バイブの電源をつけると、涙を流して悲鳴を上げた。やりすぎたとは思っていない。フィジカルに加え、メンタルにも限界が来ているシュウにはこれ以上は無理だと感じた。一瞬だけ入れたバイブの電源を切り、それをゆっくりと引き抜くと体を大きく震わせて、だらだらと長く精を吐き出した。
「なにが、悪かったか・・・わからない・・・」
「・・・・・・。」
「俺が、なにしたの・・・」
足の拘束を解くとそのままベッドに顔を埋め、肩を震わせて泣く。シュウの肩に触れ、仰向けにひっくり返すと赤く腫れさせた目が揺れていた。
「まず、嘘をついたこと。」
「・・・・・・。」
「それと、言葉遣い。ダメだって言ったこと、なんで守れない?」
唇を噛んで泣きそうな顔をする。やめろと言ってそこに触れるが、その手を振り払おうとはしなかった。そのまま頬を撫でるとゆっくりと顔を寄せた。
「まあでも、わからないって正直に言ったことは褒めてあげる。ほら、体綺麗にするから。立てる?」
「・・・今は、無理。」
「あっそ。じゃあ捕まって。」
体を支え、起き上がらせると優しく声をかけた。その声音に地獄が終わったと判断したのかえぐえぐと泣き始めた。頭を撫でて引き寄せると、首に腕を回してしがみついた。少し重たいが子供のようになったシュウを抱きかかえ、再びお風呂場へ向かった。
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