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F-1009 カエデ・F-1010 モミジ(5)
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ローションを手に出し、それをモミジの後孔へ塗り付ける。冷たい液体は敏感になった体を震えさせた。グチグチと卑猥な音を立てて一本の指がモミジの体内に吸収されていく。その様子がカエデの隣にいる俺からでも見えた。
「おい、カエデ。目を逸らすな。」
「・・・・・・っ。」
今にも泣きだしてしまいそうなカエデは、目の前で犯されているモミジを見ていられないだろう。何度も目をきつく閉じて、直視できないでいた。
「ほお?初めてか。兄弟でもうハメてんのかと思った。」
「・・・ばかじゃ、ねえの。」
カエデの声に先ほどの威力はなく、語尾が消えてしまっていた。すすり泣くモミジの声には、喘ぐ声が混ざっていた。感じている姿を見られたくないのか、下を向いて震えている。いいところをリクマの指がかすめるたびに大きく揺れる体。モミジの中心は透明な液体をどろどろと流して大きくなっていた。
「は・・・ぁ・・・んっ・・・。」
「一番強い薬使ってんのにまだ理性あるの腹立つな。もう一つねえの。」
「ありませんよ。俺そんなに使わないんで。」
使えねえな、と呟いて苛立ちをぶつけるように一気にモミジの中へ二本そろえた指を突き入れた。半ば悲鳴のような喘ぎ声はカエデの精神を大きく崩した。
「おら、ケツから血出したくなければ息しろよ。」
後孔を解して、何度もイかせた。射精をしていない体はもう限界だろう。声が枯れるほど悲鳴を上げ、泣いている。それをわかっていながら、これで終わりじゃないと見せつけるように太めのバイブにローションをつけて、モミジの後孔へあてがった。
「もう、いい・・・。」
顔から色が消えたカエデが小さく呟いた。声が届いていないリクマはゆっくりとモミジの中へ挿入し始めた。違和感と恐怖、そして体を熱くする媚薬でモミジが泣き叫んだ。
「やめてくれっ、もういいっ」
「負けを認める?」
「認めるっ、だから今すぐやめろっ」
その言葉を聞いたリクマは鼻で笑ってバイブを引き抜いた。顔をぐちゃぐちゃにしたモミジが弱々しく頭を上げ、カエデを見つめる。その目に耐えられなくなった彼は視線を下に落とした。
「な、んで・・・っ。カエデは、おれと一緒に・・・いたくないの・・・っ。」
モミジは続けてと叫ぶ。ゴム手袋を新しいものに変えたリクマはそれに耳を貸そうとしなかった。行為の続行を哀願するモミジに、カエデは顔を歪めた。
「もう・・・無理だ。見れない・・・。」
「・・・ハルヤ、カエデを連れてここから出ろ。」
「なんでっ・・・いや、つづけてよ・・・っ。ねえ・・・っ。」
「はい、ここの掃除、お願いしますね。」
「やだっ、離して・・・っ。カエデ・・・いかないでよおっ。」
縛っていた手を離しても黙って俺についてくるカエデは振り向くことなく部屋を出た。
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