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キヨレト 2
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キヨside
少々の静寂が流れた。時が止まったかの如く…
キヨ「レトさん?」
キヨ「レトさんっレトさん?!」
キヨ「ど、どした?!救急車っ!」
突然倒れたレトさんを見て青ざめた。
救急車を呼ぶ電話を掛ける寸前…
レト「キヨ…く」
キヨ「!」
その声が聞こえた瞬間スマホを放り投げてレトさんに抱きついた。
レト「ごめ、ちょっとフラフラしてた…」
キヨ「大丈夫?!」
レト「だいじょーぶやで!」
キヨ「…ほんと?」
レト「うん。…痛い」
キヨ「あ、ごめん!」
キヨ「、、でも体調悪かったなら言ってよ」
レト「ごめんね」
安心した俺の目からはほろほろと涙が溢れていた。
レト「!!ごめん」
キヨ「い、いやいいんだけど…」
キヨ「…レトさん、横になった方が楽?」
レト「うん。せっかく来てくれたのに…」
レト「いてて…」
キヨ「頭痛いの?頭痛薬飲んだ?」
レト「いや、切らしてて」
キヨ「なら俺買ってくるわ」
レト「ありがとう」
泣き顔を見られたのが恥ずかしくて理由をつけて家を飛び出た。
心配だから、さっさと買って帰ろう。
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