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恥ずかしかった…。
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恥ずかしかった…。
それに、快感に流されてしまう自分が情けなかった。
シンジさんのことは大好きだけど、こんなに意志の弱い自分は嫌だ。
「ツバキ、どうした?」
「…え?」
「険しい顔して、ため息までついて。」
シンジさんに優しく抱きしめられる。
それだけなのに、胸がキュンとする。
「ツバキ?」
顔を覗き込まれドキドキしてしまう。
はぁ。
シンジさんの顔、すごい好きだなぁ。
自分の顔が緩むのがわかる。
「ボクって、意志が弱いなって思って。百瀬くんに見られていたのにあんな姿見せてしまって情けなく思っていたんです。」
「ごめんな。意地悪しすぎた。」
「シンジさんは悪くないです。ボク自身の問題です。」
「百瀬に見せる必要なかったよな。」
「そんなことないです。シンジさんは、ボクの身体を心配してくれたんだし。」
「まぁ、それもあるけど。自慢したかったのもある。」
「え?自慢?」
「オレの可愛い恋人を見せびらかしたかった。ごめん。」
「…そっかぁ。」
ボクもシンジさんは自分のだ!って言いふらしたくなってしまうことがある。
恥ずかしくてできないけれど、シンジさんも同じ気持ちなのかと知り、なんだか嬉しくなった。
「今回だけですよ?」
「あぁ、悪かった。」
抱きしめられたままだったから、スリスリと甘えてみる。
クスクスと笑うシンジさん。
「可愛いことするなって。また、シたくなっちまう。」
「うふふ。シませんか?」
「いいのか?止められなくなっちまうけど。」
「たくさん可愛がってくださいね?」
「あぁ。もちろん。」
甘いキスをされ、身体がどんどん開いていくのがわかる。
「ツバキ。久しぶりにマッサージしてあげようか?」
「嬉しいです。」
「じゃあ、コレに着替えて?」
引き出しから服が出てきた。
それを受け取り、自分の部屋へ行こうとすると、声をかけられた。
「ここで着替えないのか?」
「恥ずかしいもん。」
「もっと恥ずかしいことこれからするのに?」
「いいの!ボクの部屋で着替えてきます。」
シンジさんから渡された服を持って移動した。
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