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つわり
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あれから数日が経ったが、吐き気は酷くなっていく
何も食べれない
点滴で補っているが、自力で立つことも出来なくなった
毎日、吐き気と闘っているが治まらない
誠二とは毎日一緒に寝ている
俺は一日のほとんどを横になってつわりと闘いながら寝ている
食事が摂れない俺に誠二が口移しで食べさせてくれるけどすぐに戻してしまった
「うっ、・・・ゲホッ・・・ゲボッ・・・」
背中をさすってくれた
「龍弥 病院に行こう
このままだと辛いだけで飯も食えなきゃ弱っていくだけだ」
「・・・行かなくていい・・・」
「ダメだ、お前一人の体じゃないんだからな」
誠二が東雲に声をかけて、車を回してもらい病院へ行った
あまりにも体が弱っていたからすぐに入院になった
東雲は一旦家に戻り俺の荷物を取りに行ってくれた
誠二は俺の所にずっといてくれた
「龍弥、入院中は赤沢と東雲が交代で居ることになるから何かあれば直ぐに言えよ」
「わかった」
「龍弥にはもう一人世話係がいた方が良いかもな」
「・・・」
本当にその通りだと思って何も言えなかった
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