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愛すべき日常 ③酔っ払い[後編]
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「んっ…。
久弥、イイ子、上手。
顔にかけてもいい?」
髪を撫でながら問うと、苦しさで涙の滲んだ顔を上げ、嬉しそうに「はひ…」と呟く。
「くっ…。
くわえたまま喋るなよ…」
イキそうになるのを一旦堪え、久弥の後頭部を押さえ込む。
「久弥、イくよ?」
言って、グッと喉の奥を突き、一気に引き抜く。
久弥の顔にドクッと射精する。
目を瞑ってやや上を向いた久弥の顔に、白濁した濃厚な液体が、ドロドロと滴る。
半開きになった口にも、大量に精液を注ぐ。
顔にかかっているモノを指で拭き取り、久弥の口元に持って行くと、久弥が健気にそれを舐めとる。
「イイ子」
抱き上げて背中を撫でると、ぎゅっとしがみついてきた。
「いつきさん、ありがと。
だいすきぃ~」
久弥は、まだ若干呂律の回らない口で呟いたかと思うと、すぐにスヤスヤと寝息を立てた。
余りにも早い寝付きにクスッと苦笑する。
そっとベッドへ運ぶと「ん~…」と身じろぎしながら、抱き付いてきた。
久弥の顔と自身のモノを清め、久弥の隣に横になる。
頭や背中を撫でながら、眠りに落ちた。
翌朝、若干二日酔いになった久弥に、昨夜の情事を生々しく語ったら、
「いちいち言わないでください!
デリカシー無い!!」
と、クッションで殴られた。
『なんか、毎週毎週、休みのたびに似たような事ばっかりやってるなぁ』
なんて思いながら、久弥と一緒にいることの幸せを全身で感じていた。
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