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すれ違い(るぅと×莉犬の場合)
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(sideるぅと)
「…それでお手洗いから帰ってドアを開けたら…グスッ
さ、さとみくんと…莉犬…がっ…ウェ」
な「そうか…」
ここはなーくんの家
なーくんはすごい
こんな僕の話をずっと聞いてくれる
「今まではまだ話してるだけ…だったり…とか…ヒック
出かけてる…って話を…聞くぐらい…だったから…グスッ
まだ大丈夫だっ…たけど…
今回はもう…フゥエ…ダメだ…」
な「うん…」
なーくんには今まで相談に乗ってもらってたけどもう相談することもなくなっちゃったよ
「あーあ
失恋…か…グスッ
もう誰でもいいから…僕のこと好きになってくれる人いないかな…」
そこで今まで静かに背中をさすってくれていたなーくんが急に手を止めて
こう言った
な「…ねぇるぅとくん
そんなに辛いなら
俺にしない?」
「……ぇ?」
な「俺、そんなに辛そうなるぅとくん
もう見てられないよ
俺ならるぅとくんに優しくしてあげれる
俺ならるぅとくんを幸せに出来る」
「え?え?
なーくん、急にどうしたの?
何を…」
グイッ
「?!?!」
気づけばなーくんにソファに押し倒されていた
「ちょっと、なーくん
本気じゃないよね?
なーくん?!」
僕は慌ててなーくんの肩を叩いた
不意打ちだったこともあってなかなかなーくんはどいてくれない
な「るぅとくん…」
なーくんの顔が近づいてくる
キスされる
そう思った瞬間
僕は懇親の力を振り絞ってなーくんのオムスコを蹴った
…そう
…なーくんの
…オムスコを
…蹴ってしまった
な「……………?!?!?!」
「うわぁぁぁぁぁ
なーくんごめん!!!!」
幸いそこまで強くは当たらなかったみたいですぐにいつものなーくんになったけど
僕はさっきのなーくんの告白にまだ動揺していた
「…なーくん
さっきのはd…
な「はぁー、るぅとくん
全然誰でも良くないでしょ?」
「えっ?」
な「だーかーらー
誰でもいいなんてことはないでしょ?
さっき俺がキスしようとしたら
俺の可愛い…が危なく息絶えるところだったんだぞ
そんなんで誰でもいいわけないじゃん」
「なーくん…」
(ほんとだ
誰でもいいわけじゃない
莉犬だからこんなに好きになったんだ)
「でも、莉犬はさとみくんと…」
な「あーまだ言ってる
振られるにしてもさ
ちゃんと告白してから振られろ
今まで相談に乗ってきた俺のためにでもいいから
いや、失恋するにしても
『言わない後悔よりも言う後悔』
の方がいいだろ?」
「…」
(なーくんの言ってることが心にストンと落ちた気がする
そうだ、僕、莉犬にちゃんと気持ち伝えてない…)
「…なーくん、僕今から行ってくる」
な「おうよ
俺にここまで言わせておいて
逃げ出したら許さないかんな
あっどこに行くかわかってんのか?」
「うん…
さとみくんの家でしょ?
大丈夫、僕はもう逃げないよ
それじゃあ、行ってくる」
な「はいはい
気をつけてなー」
ガチャッ
(莉犬っ莉犬っ
早く莉犬に会いたい
今すぐ伝えたい
僕のこの想いを)
✂――――――キリトリ――――――
(sideななもり)
「やーっと行ったか」
これはるぅとくんを本気にさせる作戦
莉犬以外じゃダメなんだろって焚き付けて
莉犬のとこに行かせるようにしたんだ
(俺名演技)
「あとはさとちゃんが上手くやってくれるかなぁ…?」
ん?俺?
るぅとくんが好きなんじゃないのって?
違うよ笑
あれは演技
俺が好きなのは…
-------------キリトリセン--------------
ここまで読んでくださってありがとうございます!
るぅとくんがついに莉犬に告白する決心をしました!
さて、お次はさとみくんのお家で莉犬くんが相談に乗ってもらってる場面です
さとみくんはどんなことをするんですかねぇ( ・∀・) ニヤニヤ←いや自分が書くんだろ
そしてななもりくんの最後の視点で誰が好きなのかっていうね
それは次回作のお楽しみでございます
それではまた!
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