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誘拐
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神童さんの家を一人で出た。初めてだ。
前に神童さんとおかいものに行った時は確か...右に歩いていってた。
とりあえず、右に行ってみようかな。
しばらく歩いていたけど、道がわからなくなっちゃった。
どうしよう...帰る道もわからない。
困っていると、ぼくの隣に大きな車が停まって、車の窓から男の人が声をかけてきた。
「お嬢ちゃん、どうしたの?なんか困ってんの?」
「う?ぼく、男の子なの。お嬢ちゃん違うの。」
「えー、ほんとに?可愛い顔してるねぇ」
「ほんとなの。あの、おかいものに行きたいので、道を教えてくれませんか?」
「買い物?いいよ、乗っていきなよ、俺たちが送って行ってあげるよ!」
「でも...」
「大丈夫大丈夫!ちゃんと送ってあげるから!」
なんか、車の中のお兄さん達はにやにやしてて、ちょっと怖い。
離れようと思って、いいです、って言って歩き出したら、車からお兄さんが2人出てきた。
怖い。
そう思って走りかけた時にはもう遅くて、ぼくはお兄さんに抱えられて車に入れられてしまった。
車の中には他のお兄さんもいて、ぼくの身体は簡単に押さえられてしまう。
「やめて!こわい!やだ!離して!」
「おい、ちょっと静かにさせろ」
口を押さえられたけど、それでも必死に声を出す。
「んんっ、ふっんんぅ!」
「うるせぇよ、静かにしてろ」
そんな声と同時に、お腹を何度も殴られた。
怖いよ。痛い...神童さん...助けて...
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