アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
日和の家 3
-
幸side
αと二人きりの部屋。呼んでも助けに来てくれるか分からない…。いや、多分助けには来てくれない。バレないようにしないといけない…。
「幸、友達になって!………俺、友達とか、凱里しかいなくて……。どうしたらいいかわかんないけた、幸友達になりたい」
「………………うん…、いいよ?」
「本当か!!ありがと!すげー嬉しい!」
めちゃくちゃ真剣な顔してそんな事を言うから、一瞬理解出来なかった…。友達が増えるのってそんなに嬉しい事だっけ…⁇………ああ、そうか…。Ωってバレるのが心配な僕とは生活が違うのか…。
理解するまで時間はかからなかった。友達が増えることの嬉しさを知る事が無いだろう僕には羨ましくもあった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
8 / 14