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腐男子くんは爆弾を抱えている
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「た…助かったわありがと…何度も悪いな…」
菅原「いや〜別にいいよ!それよりへーたってさ〜ノンケ?」
「え、あ…うん?」
菅原「だよね〜…ノンケ受けかぁ…ぐへへいいなそれ…」
「お…い?」
菅原「あ、ごめんごめん」
「………おまえさ…」
こいつの言動…俺の姉貴と母親にそっくりなんだよな…
菅原「ん?」
つまり
「腐ってんのか?」
そういうこと…。
菅原「えっえ?!」
「どうなんだ?」
もうまじなんか言ってることが似てる…
特に姉貴に…
菅原「どうしてわかったの?」
「やっぱりか…」
菅原「あっもしかして同士の方で??!!」
「んなわけねぇだろ!!寝言は寝て言え!」
菅原「はい!すみませんであります!!ってなんでやーね〜ん」
「…………」
菅原「あ〜ごめんごめん、それでなんで僕が腐ってんの分かったの?」
「身内にお前と同じのが居て…」
菅原「え!マジ紹介して!」
「いや…」
菅原「え〜〜〜!!!」
「はぁ…」
なんか疲れたし…さっさと帰ろ…
俺はなんだか気だるい体を動かして寮の方角へ歩きだす。
菅原「ちょちょっ待ってよ〜!!」
「はぁ…まだなんかあんのかよ…」
菅原「あるよ!」
「………なんだよ…」
菅原「ここじゃちょっと話せないから部屋に行ってもいい?」
「………朝の事なら黙って「アーーーー!!!」やる…ってなんだよ!!うるせぇな!」
菅原「う、それを含めて話すから!!ねっね?
部屋に行かせて?」
「………はぁ…分かった…」
なんか釈然としないな…
黙っててほしいだけなら此処でそう言えば済む話なのに…嫌な予感がする…。
本当にこいつを部屋に入れていいんだろうか…。
めんどくさいことに巻き込まれないか…?
って………考えても仕方ないか…
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