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痴漢はアカンよ
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………駅のホームについて電車が来るのを待っている間
俺はずっと気が気でなかった。
地元だし…バレたりしたら…って思うと血の気が引いていく…。
菅原「へ〜たどうしたの?電車くるよ?」
「あぁ…」
話してる間に電車が到着した…
かなり混んでいる様だ押しつぶされそう…。
「やっぱり帰らないか…?」
菅原「ここまで来て何言ってんの〜!
ほら行くよ〜」
「ううっ」
菅原に腕を掴まれてながら電車に乗り込んで行くと
人混みに押し潰れそうになる。
菅原「混んでるね〜」
「……そ…うだな…」
どうか知り合いに会いませんようにと……
祈りながら数分揺られていると違和感に気づいた。
………なんか尻のあたりに…変な感触があるんだが…か…カバンが当たってるだけだよな…
そう思って不意にチラッと下の方を見ると手が足の間に見えた…。
太ももを指先でなぞってくるそいつは…明らかに痴漢だ…。
………痴漢!?
うそっ!!俺!男何ですけどぉ!!
と…思ったがそういや…女装してるんだった…
いやいやそれでも!痴漢って!!
後ろからなんか荒い息遣いも聞こえてくるしっ
ヒィ〜!!
菅原「へ〜た?どうかした?」
「え?…」
注意するかしないかで
困り果てていると菅原が話しかけてきた。
どうする?菅原に助けを求めるか?
いやいや…曲がりなりにも男の俺が痴漢されてるなんて
恥ずかしくて言えねぇわ
菅原「へ〜た?」
「なんでもないっ」
菅原「そう?」
菅原はそういうと話すことがなくなったのか窓の外を眺めていた。
いいなぁ〜!!お前!そんな余裕あってぇ!!
くそっこうなったら次の駅まで我慢だっ!!
流石にスカートの中までは見られないだろうし
借りにバレてもその時はその時だ!
男を触ってたと分かっても誰にもいえんだろ!
死にさらせ!!
そう思っていると後ろのやつは斜め上の思考をしていたのか…
スカートの中まで手を突っ込んできた…
まぁいいこれで男と分かっただろう…
離れろや!
そう思っていると何ということでしょう!
手が服の中に入って来たではありませんかぁ!!
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