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レイ様 15
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レオは、丁寧に指の間を舐めて来る。
「レ、オっ…だ、め。」
「じゅるっ…ちゅぱっ、レイ様感じてますか?」
「あぁっ…気持ちいいから、だめだ。」
レオは、にっこり笑い。
「ご馳走さまです。レイ様、ゆっくり食べて下さい。」
レオは、満足したのか上機嫌だ。
俺は、心臓がうるさいのに。
ドキドキした心臓どうにかしてくれ。
おにぎりを食べ終わると、2人でここを出る。
レオに車を頼む。
俺は、後部座席に乗り、シュウの所に行くよう指示する。
「レイ様、シュウ様と会議久しぶりですね。」
「あぁ、そうだな。あの日以来だな、会うの。」
レオは、何だか嬉しそうな顔をしている。
「レオ、なんか嬉しそうだな。」
「え?そうですか?そんな事ないですよ。もし、そう見えるなら、レイ様とご一緒だからです。」
俺は、真っ赤になった顔を隠す。
単純すぎる、俺。
き、気のせいか。
「レオ…。ずるいぞ。」
「何がですか?本当の事、言ったんですが…」
「あ、レイ様着きました。」
「あ、ありがとう。」
レオは、普通に恥ずかしい事言ってくる。
シュウが、外で待っていた。
「久しぶりだな、レイ。レオ。」
「あぁ、久しぶり。」
「久しぶりです、シュウ様。」
レオは、シュウに頭を下げる。
シュウは、いつも会う時より機嫌良く見えた。
俺は、もちろん、機嫌悪いが。ま、レオを信じてるから。
「さ、行こう。」
シュウは、レオの肩を抱いて来る。
「何してんだ、レオに触れんな。」
俺は、シュウの手を払ってレオを反対側にやる。
ふざけるな。
「レイ、何怒ってるの?何もしてないのに、肩抱いたくらいで…。」
「レオは、俺の執事。触れるのは、ダメだ。」
「はいはい、ごめんね。 レオも、ごめんね。」
「いえ、大丈夫です。」
シュウは、笑いながら話している。
謝ってるが、本心なのか…。
俺のレオに、触るなんて……。俺の…。
レオは、何とも思ってないのか、普通だった。
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