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「ただいま」
蓮はドアの開く音を聞いて駆け寄ってくるとぎゅっと抱きついてきた
「おかえり」
「ん、」
ちゅっとキスを落とせば背伸びして応えてくれる
舌を入れてくちゅくちゅと口内を犯していく
「ん、ふぁ」
「玄関なのに気持ちよくなっちゃった?」
意地悪っぽく聞けば顔を真っ赤にしながら手を握ってリビングへと引っ張られた
夜ご飯がもうすでに並んでいる
今日はハンバーグとスープとご飯だ
「美味しそう
着替えてくるね」
「うん」
蓮の作ってくれたご飯を食べ終えて食器を片付けると風呂が沸いたので一緒に入ることにした
浴槽の中で後ろから抱きしめればすっぽりと収まる
「れーん」
「?」
「最近はどう?」
「まあまあ、かな」
「パニック発作起こしてない?」
「うん」
「しんどいと思ったら休んでいいからな」
「うん」
「明日は休み?」
「休みだよ」
「ん、じゃあ今日は寝かせない」
ちゅっちゅっと頭、首、背中にキスを落とす
その度ピクっと反応する蓮は人よりも敏感だ
「だ、だめ」
「ん?なんで?」
「たっちゃう」
「かわいい」
「ちがっ」
「ここでする?ベッドがいい?」
「……ベッド」
お互いの体を軽く拭いたあと蓮を抱き上げてベッドに運んだ
もう既に俺のソレは硬くなっていて今すぐにでも挿れたい
「ん、」
「?」
「キスマーク、付けてもいい……?」
「いいよ」
蓮は首筋や鎖骨、胸、お腹に赤い華を咲かせる
頭を撫でながら髪をかき上げるといつもの幸せそうな顔とは少し違う不安げな表情が見えた
「蓮?なんかあったの?」
「え…なにも、ないよ」
「嘘ついたらお仕置きするよ
スパンキングとかやってみる?」
ブンブン頭をふって抵抗する蓮が何か隠し事をしているのはバレバレだ
『いつか蓮に(性的な)お仕置きする用』に買ったローターやら目隠しやらをクローゼットから出す
「これ付けられたくなかったら言って」
「あ……やだ、」
「言うのが嫌?つけられるのが嫌?」
「言う!言うから!」
そうして蓮の口から出た言葉はいつもは口にしない不安だった
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