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ほぼ毎日おれらは3人の中の誰かの家に遊びに行く。それは今日もおなじ。今日は翔の家。
行きにくいな、さっき、色々あったし。
「遥〜!かえろ!」
祐希だ。
優しくて、背が高くて、面白くて、
大好きな祐希。
でも俺が祐希を見る目は、祐希にとっては、気持ち悪いと翔がさっき言っていた。
ああ、。
「祐希、あの、」
「どしたの遥」
「ごめん」
「え?何が?」
悲しいな、苦しいな。
「俺、気持ち悪くて」
「何言って「遥!」
翔が出てきた。
「翔じゃん、今日は翔の家だよね、いこ、遥」
「祐希あのな、俺らな」
翔が急に俺の肩をくんでくる
「俺ら付き合ってんだ。だから、祐希、ごめん、今日は俺ら2人で帰るわ」
「え「じゃあな」
「ちょ、ちょっと付き合ってなんか「うるさい」
翔は無理矢理俺の肩を掴んで、祐希を置いて、校庭から連れ出した。
その後もグイグイ引っ張ってきて、そのまま翔の家まで連れていかれた。
「ちょっと、翔」
「うるさい」
「翔、翔ってば「うるさい」
ガチャン
どうやら翔は怒っているようだ。でも、何に対して怒っているのか分からないし、そもそも俺と翔は付き合っていない。さっき断ったはずだ。
「もう俺ら高校三年生。あとは卒業するだけ。」
「う、うん、急にどしたの」
「遥が俺以外見るのが、もう耐えられない」
「えっ」
ガシャン ガシャン ガシャン
翔はおれの首に首輪をかけ、手にも、足にも、枷をはめた
な、なにこれ。
どういうプレイ。 え、なんで、。?
「俺は遥と付き合ってる、でも遥は付き合ってると思ってない」
「え、付き合ってなんかいないよ」
「うん、なら、付き合ってるって分かるまで、遥はずっと俺から離れなくしてやる」
「……………え?」
ガシャン
それから高校を卒業するまで、おれは翔の家から1歩も出られることはなかった。
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