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97.男の嫉妬
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その後、透さんに帰れと冷たく突き放すように言われた朔夜さんは、肩を竦めながら透さんに気づかれないように僕に軽く手を振ってから家を出ていった。…結局朔夜さんと透さんは友達じゃないのか?あ、もしかして、ヤンキー繋がりの仲…みたいなやつなのか?所謂仲間、みたいな。
「おい」
ぼうっと考え事をしながら夜ご飯を食べていたら前に座っていた透さんにじっと睨まれるように見られていたことに今気づいた。
「あ、え、なに?」
慌ててハッとしてお茶碗と箸を持ちながら透さんの方を見ると、透さんは眉間に寄せていたシワをさらに深く寄せた。
「なにを考えてる」
「えっ」
「あいつのことか?」
透さんは不機嫌MAXな態度を全身に表して僕を見ている。ま、まずい。この人が怒って良いことなど何一つない。
「べ、別にそんなんじゃ…っっ」
「あいつには関わるな。どいつにも関わるなと言うつもりだが、あいつは特にだ。」
「え?」
「あいつの実家は所謂ヤクザの家だぞ」
……!、!?!?…や、や、やく…やく…
893(ヤクザ)……!!?だって…!?
「あいつだけはよせ。この俺でさえ、あいつには一筋縄じゃそう簡単に力で勝てない」
「…へ、へぇ。」
透さんでさえ勝てないって何だよその恐怖の言葉…。もしかして、だから透さん、咲夜さんにさっきあんな態度だったのかな。どこか控えめだったというか。てっきり友達故の態度だと思ってたけど、そうゆうことか…。
「おい」
ビク
「な、何ですかっっ」
今度はなんだよ…!
「まだあいつのこと考えてるんじゃないのか」
「は?」
…だから何だっての。
「ちょっとだけね。だってヤクザなんて…ビックリしたんだもん」
よくドラマや漫画では見るけどリアルで言われるとな…。
「朔夜に興味が湧いたのか?」
ふと顔を上げると、透さんがギラっとした大きな鋭い瞳を僕に向けていた。まるで獲物を見つけたライオンに威嚇され見つめられるシマウマの気分だ。これで興味が湧いた、とでも言えば…僕はどうなってしまうのか。
「…そんなんじゃないよ。」
「ほんとだな」
ご飯を食べ終わった僕は流しにお皿を置いて水に浸けながら、うんと言う。すると、後ろに振り向いた瞬間、目の前にいつの間にか透さんが立っていることに気づき驚いた。
僕は顔を近づけてくる透さんから顔を逸らしながら傍にある透さんの腕を掴む。
「…ちょ…っと」
「俺のいない間に男を家に呼んでたことが許せない。何も無いことが分かっていたとしても」
「んっ」
透さんにキスをされる。
僕は口内で強引に強気に暴れる透さんの舌に生理的な涙を浮かべ息を荒くする。
「と、とおる、さん…っ」
僕は透さんのシャツを握る手に力を込める。
「俺について、一体何の話がしたかったのか知らないが、これは立派な浮気だぞ、凛人。」
浮気って…僕達別に付き合ってすらないのに。何でそうなる。
「ぁ…っあ」
いつの間にやら僕の服をはだけさせて乳首を指でぐりぐりと弄ってくる透さんに僕は涙を零しながら熱い息を吐く。
「…畜生…」
透さんの何か抑えたような苦しそうな声が聞こえる。僕は透さんに乳首を歯で引っ張るようにして噛まれる。
「ンン…ッッ!」
「お前のことを閉じ込めたくて仕方ない。24時間お前の行動を監視していたい、…俺以外の人間に触らせたくも接させたくもない」
透さんは僕の胸元から口を離すと、僕に再びキスをし、足の間に透さんの足が割って入ってくる。
「んんんっ…」
グリッとアソコを膝で下から押し付けるように刺激されて、僕は透さんにキスをされながら眉を下げ顔を赤くさせる。
「透さん…、まだ洗い物もお風呂も何も終わってないのに、待ってよ、透さ…」
言い終わる前にその場にドサッと押し倒される。
顔を赤くする僕の真上に、僕を見下ろす透さんの顔が見える。ぎゅっと両手首を握られながら透さんに見つめられる視線にドキリとする。
「誰のお陰で飯が食えてると思ってる、凛人」
「…あ…」
透さんの手にズボンの中に手を入れられ、アソコを握り触られる。
「今日みたいな日はとびきり厳しく躾させてもいいんだぞ」
「…は…、は…ぁっ」
「ほら凛人、俺に可愛くねだってみろ」
僕は透さんにアソコを手で掴み弄られながら体を捩らせて涙する。
「自由でいたいなら、ちゃんと俺の言うことを聞け。」
「あ…んんっ」
「お前の大事な猫のタマの運命すらお前が握っていると言っても過言ではない。さあどうする?凛人」
耳元で意地悪な男の声が囁かれる。僕はびくびくと体を震わせながら潤んだ瞳を男に向けて言った。
「わかったから…何でも言うこと聞くから…早く、終わらせて…」
透さんは僕の言葉にニヤリと口端を上げた。
僕はその後、透さんに言われるままその場で自ら膝をまげ、むき出しの裸のお尻を透さんに向けた。
「いい、すごくエッチだ凛人」
「…っ」
「尻のアナまでしっかり見えるぞ凛人、…ああ、ここからえろい匂いがする、男のモノを欲しがってる匂いだ、この変態め」
「僕、そんなんじゃ…」
「つべこべ言うな、ほらいれてやったぞ。アナを締めるんだ」
「んん…ぅ」
僕は透さんにそのまま遠慮なくナカを突かれてお尻の奥に向かって射精された。
「ぁあっんん」
僕はおしりの中でドクンドクンと脈打つソレに顔を赤くし奥歯を噛む。
「続きはあとだ。今日はあと3回は抱いてやる。」
不敵な笑みを見せる透さんを見て僕はお尻からたらりと吐き出されたばかりの精液を垂らした。
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