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144.支配2
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ーー
「凛人、帰ったぞ。…会いたかった」
翌日も、僕はまだそのままの状態だった。
「はっぁ…っはふ」
僕は仕事から帰ってきた透さんにキスをされ、拘束された手を動かしながらびくびくと反応した。
「…ああ、綺麗だ…凛人」
透さんはそう言い裸体の僕の肌を手で撫でた。
「…ぅ、あぁっっ」
「俺が軽く触るだけでココから汁を溢れさせるなんて、お前はやはりそういう素質がある」
透さんは目元を覆われた僕の、根元を紐で縛られたアソコに触れる。
「うっっんんッ」
僕は透さんの手に優しくアソコを刺激される感触に体を堪らず仰け反らせ、また果ててしまう恐怖に、体を暴れさせる。
「凛人、落ち着け」
「ぅぅううっ、ぅぁああっ」
「苦しいか?ココを縛るものが。」
「…はあ…、はあ…はあ」
「苦しいのならお願いしてみせろ。俺に、請うようにキスしろ」
唐突に拘束されていた手元を解放され、目元を覆っていたものを剥がれ、視界に、こちらを見下ろす透さんの姿が見えた。
僕は真っ裸でアソコをおっ立てた格好をしながら、悔し涙のようなものを浮かべた。きゅうきゅうと締め付けられているソコが痛く、僕は涙を流しながら透さんに手を伸ばした。
「ん…っんん…っっ」
自ら舌を透さんの口内に侵入させ、動かした。透さんは答えるように僕の舌に自分の舌を絡めてくる。
そして、そっと透さんの手がソコに触れ、僕はああっと声を出し、透さんにしがみつく。
「はぁっ…う…だ、だめ透さん…、僕もうイきたくない…」
透さんはしがみつく僕の体を離し、恐怖で涙する僕の顔を至近距離で見つめると、激しいキスをされた。
「ぁふっ…あう…っ」
僕は透さんにキスをされながら同時にソコを手で扱かれる感覚にまだイってもいないのに、体がおかしくなったようにピクピクと痙攣を起こしていた。
「凛人…」
首元に透さんの唇と舌が押し付けられる。
「あぁっ」
「お前を確実に手元に置いておくには、この方法しかないんだ。お前の意識を全てこっちに向けておけば、お前はまた俺に煩く咎めてくることもないだろうし、この方が互いの為なんだ」
「ぁっあ…」
「わかるだろう?凛人…。俺はお前を愛している、だからお前をどこにもやらない。俺のすることに口も出させない、凛人、俺を信じてくれ」
透さんが耳元で囁く。
「凛人、愛してる」
透さんの唇が僕の耳に触れながらべろりと熱いその舌で舐める。
僕は理性をなくした頭でハアハアと息を上げながら、これ以上ない絶頂の予兆に透さんの背中に手を回した。
「うっ、…あぁぁっっっ」
僕は透さんの手に射精した。
僕は透さんに腕を回しながらガチガチと歯の音を立てていつまでも甘く震える自分の体に困惑した。ただ、手でイかされただけなのに、どうして…。
「…あ…ぁぁ…」
透さんの匂いを嗅ぐ度に、アソコがまた反応する気がした。僕は涙を両目からベッドに向かって流しながら、透さんの手に自ら腰を浮かせてソコを触るよう促した。
僕は最早長い間理性をなくし、本能でしか動けなくなっていた。貪るようにそばにある透さんの唇に吸い付く僕は、人ですらなかった。
僕は上にある透さんの体に自分の勃起するソコを押し当てながら、いつまでも涙を流した。
気持ちいい、…もっと、もっと、もっと…ーー
「凛人…」
僕は透さんのスーツの上着に押し当て擦らせていたソレから、後にすぐに白濁の液を放った。
僕は声にならない声を上げ、口とアソコからはとめどなくはしたない涎が流れ出た。
それから朧気な記憶の中で透さんに抱かれているのがわかった僕はぼうっとしながらその光景を他人事のように見た。
しばらくしてお腹に透さんの熱い液が注がれるのがわかり、僕もまた恍惚な表情を浮かべて射精した。
僕はその快楽に、精液の匂いに、とろんとした目で天井を見上げた。
何もかも放棄し、考えることをやめた僕は盛るだけの動物となっていた。
僕はその後、透さんに顔にキスをされながら、意識を失くした。
ーー
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