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昼間、夜になれば椎葉さんが来ると言われた時から薄々気付いてはいた。たぶん俺はこれからずっと、そういうことをするために囲われるのだと。
「今日は準備が出来ていないみたいだからこれで帰るよ。次からは、よろしくね」
「え、あ、出来てます。なに着て待ってればいいかわからなくて、結局同じ服を着ただけで…」
「へえ。これからはそこの箪笥に入っている浴衣を着るといい」
椎葉さんは部屋の隅に設置してある和風の箪笥を指差した。
「隣のクローゼットも自由に使ってくれていいからね。新しい服が欲しくなったら必ず電話を入れて。人を送るから」
「…はい」
けして不自由ではない。でも、自由はない。
「ユキくん?どうしたの。なんだか不安そうな顔をしているね」
「い、いえ。そんなことないです。その、なんだかあまりにも待遇が良くて驚いちゃって…」
「そう?不満があればなんでも言ってくれていいからね」
椎葉さんは空になった湯のみをテーブルの上に置き、両肘をついて組んだ指の上に顎を乗せた。その表情はやはり穏やかで、なにを考えているのか読む事が出来ない。
「それじゃあ、寝室に移動しようか」
これはきっと、はじまりの合図。
この人の手を取り、信じると決めたのは自分だ。玩具のような扱いを受けていた生活から救い出してくれたこの人を、これからは信じて生きていく。
「そう、いい子だね」
暗い寝室に二人で入ると、椎葉さんはベッドに座りながら俺に服を脱ぐように言った。
「……」
今更なにも躊躇う事はない。椎葉さんから少し離れた位置に立ち、ゆっくりと自分の服に手をかけていく。薄暗い部屋の中には俺の衣擦れの音だけが嫌にはっきりと響いた。
「脱ぎました」
「うん、そのままこっちに来て。私の、口でしてくれるかな?」
「…はい」
裸のまま椎葉さんの足の間に跪き、静かにベルトに手をかける。ベルトバックルとスラックスのホックを外して、そのままファスナーも下ろしていく。黒い下着の上から確かめるように触れながら見上げた椎葉さんは、やっぱり穏やかな微笑みを浮かべていた。
「…ん」
取り出したペニスの先端にまずは軽くキスを落とす。まだ柔らかい陰茎全体を横から咥えるようにしながら、唇で何度も挟み込んでみる。全体に隈なく触れた後、半勃ち状態の陰茎を咥え込むと口の中が椎葉さんのでいっぱいになった。亀頭を舌先でくすぐったりカリのくびれを重点的に舐めたりしていくと、口の中の質量はどんどん大きくなっていく。
「ユキくん…もっと奥まで咥えてくれる?」
「ん…んぅ…くっ…」
言われた通り喉の奥まで咥え込み、喉と唇を使って陰茎全体を上下に扱く。唇が上下するたびにじゅぼじゅぼと卑猥な音が鳴った。
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