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17※
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四つん這いの俺に覆いかぶさってきた椎葉さんの方へ体をねじり、吸い寄せられるように唇を重ねた。
何度もお互いの唇の柔らかさを確かめながら、少しずつ繋がりを深めていく。ぬるぬると舌を擦り付け合ったり、息もつけないほどに激しく口内を荒らされるのはとても気持ちがいい。
「…しい、ば…さんっ」
キスで力の抜けた体がベッドに沈むと、そのままくるりと仰向けにひっくり返された。そして左膝の裏に手を添えてぐっと足を開かれる。開かれた足の間に椎葉さんは体を割り込ませてきた。
「…挿れるよ」
「…はい」
そっとあてがわれた椎葉さんの昂りが、じわりと入口を押し広げる。
「…っ」
何度抱かれても、椎葉さんのを受け入れるこの瞬間だけは慣れない。狭い腸内を熱い楔でこじ開けられるような激しい圧迫感を、短く息を吐くことでなんとか紛らわせた。
「大丈夫?」
「…大丈夫、です」
ぐちゅっと潤滑剤の滑りを借りて、椎葉さんのモノが奥まで入り込んだ。太いものを咥えこまされた俺の後ろは、その苦しさからきゅうきゅうと中のものを締め付けてしまう。
「きついねユキくん。これじゃあ私も動きにくいな」
「ん…はぁ…ごめ…なさっ…ぁっ…」
もう、これ以上奥なんて無いのに、椎葉さんはさらに腰を押し付けてきた。
限界まで深く繋がった俺と椎葉さん。奥へ奥へと突き上げるような深い抽送に合わせて、俺の口からは堪えきれなかった呻きのような喘ぎ声がいくつも漏れ出していく。
「あっ…や、すご、い…椎葉さっ…!」
前立腺を集中的に狙って当ててくる椎葉さんの腰使い。その律動とは別に背中に降るキスの雨に俺は体を震わせた。背骨に沿って這わされる舌や所々にきつく吸い付かれる感覚。それらが後ろの快感と連動して、どんどん快感の水位を高めていく。
「ユキくん、気持ちいい?」
「…は、いっ…きもち…です…」
「だいぶ素直になったね…」
確かに、出会った頃と比べたら俺は随分と椎葉さんに対して素直になった。甘い熱に犯された頭でぼんやりとそんなことを考えていたら、四つん這いになっていた背中に後ろから力をかけられ、上半身をベッドに沈められた。
「…くっ」
顔から沈んだ体勢を整えようにも、手で押さえつけられているために体を起こすことも叶わない。仕方なく手に触れたシーツをぎゅっと握り寄せ、腰だけを持ち上げた状態で椎葉さんを受け入れ続けた。
「ここも苦しそうだね」
「や…だめっ…そこもしたら…!…お願い…」
突き上げに合わせて揺れていた俺自身に椎葉さんが手をかける。射精を促すような手の動き。前と後ろから与えられる大きな快感に涙が出始めた頃、椎葉さんの手の中に思いっきり精を放った。
「…はぁ」
「じゃあ次はわたしの番だね」
「う…あ…っ、待って…まだ、イッてるから…ああ!」
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