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溶け合うっていう表現が正しいのか分からない。
分からないけど、おれはそう感じる。
ひとつになって、駆けのぼっていくのだ。
女の子じゃないから、セックスは快楽のためだけだと思われるかもしれないけれど、それをすることで、さらに愛を育む感じがする。
山野さんからも、おれのことが好きっていう気持ちが伝わるし、おれも山野さんのことが好きだって伝わっていると思うからだ。
好き。
好き。
めちゃくちゃ、好き。
たぶんおじぃちゃんになった時にセックス出来なくなったとしても、いまたくさんの愛情を刻まれているから、寂しくないと思う。
だって、ふたりはひとつなんだって思えるから。
「っ、くっ!」
イイところに当たって、息を飲んだ。
もうすでに足元のシーツはグチョグチョだ。
上半身を支えきれなくなって、頭をベッドに伏せた。
「甲斐くん、甲斐くんっ。」
「山野さ、んッ!」
背中に唇を押し当てられて、更にナカが圧迫された。
山野さん自身も、ナカでドクドクと震えているのが感じられて、ますます感じた。
深く深く穿たれるソレ。
そして、それに伴う圧迫感。
お尻だけ高くあげたハシタナイ姿は、山野さんにだから見せられる。
感じすぎて、苦しい。
ナカを擦られる感覚は、叫びたくなるくらい彼に支配された幸せに充ちていく。
「あぁ!ダメ!!」
おれの濡れ細るソレを、山野さんが掴んだ。
「ダメ、ダメッ!」
イッちゃう。
終わりたくない、ずっと山野さんを感じていたい。
「俺もイクから、一緒にイこう。」
涙ながらに頷いた。
速度を増す抽送に、合わせて動かされる手の動き。
山野さんの息遣い。
ああ、ああ。
「ゃ・・・っ!イクッ!」
イッた瞬間、おれの腰が跳ねた。
山野さんが息を詰めた次の瞬間、放出したのがわかった。
「・・・クッ!」
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