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愛をこめて花束を⑶
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まふまふはあの日俺に告白をしてきた
真っ赤な顔をして
『好きです』
たったこの4文字だけど痛いくらいに気持ちは
伝わってきて
勇気を出してくれてありがとう
だから俺もありのままにお前に気持ちを伝えたん
だ
「喜んで」と
あの時の俺を見つめるお前の顔今も忘れないよ
壊れ物を見つめるようなちょっと怯えて、でも
優しいそんな顔
相方としてだけでなく恋人として傍に居させて
お前はいつも無理をする
人に心配はかけられないと人より何倍も努力する
お前を俺は1番そばで見てきた
お前の苦労も音楽を続けていく中での強さも全部
だから、これだけは言わせて欲しい
俺の前では素のお前を見せて
多少弱くたって盲目な俺はお前しか見れないんだ
から
嫌いになんてならないし、なってやらない
だから、どうか無理だけはするな
もし、お前が居なくなった世界では俺は1人で
生きていくことなど到底できっこないのだから
これが俗に言う【運命】とやらならば
それはそれでいいと思う
明らかにまふまふが好きそうな言葉だがな
苦しいことも沢山あった俺たち 2人で晴れた道を
歩いていこうよ
時には雨が降っても構わない
2人で1つの傘を分け合いっこして、ゆっくりと
進んでいこう
時間はまだまだあるのだから
そんなこんなで付き合って4年が経ったな
あっという間だった気がする
4年経った今でもお前は俺を壊れ物のように
扱ってくる
愛を伝える時もキスする時も、嫌ってほど優しく
でもそんな不器用な愛し方をするお前を
俺は好きになったんだ
だから、そろそろ期待してもいいか?
お前が勇気を出すのを
「俺を迎えに来てください、王子様」
なんてな笑
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