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grmy
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誕生日おめでとう
メッセージボイス「Geroの場合」のmyちゃん謎の色気を感じました
衝動書き
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1月12日午後23時48分。
めいちゃんの誕生日まであと少し。
めいちゃんはあまり気にしていないようで何故かこっちがソワソワしてしまっている。でも自分の可愛い恋人の誕生日。特別な日なんだから仕方がない。
寒いし眠い、そう言ってめいちゃんは布団の中に入っている。本当は灯りをつけてソファーでイチャイチャしながら〜、なんて妄想をしていたのに虚しく消えていった。めいちゃんを追いかけて同じ布団に潜って目の前の背中を抱きしめた。
「暖かいなあ」
「苦しいっすよ」
「またまたぁ、嬉しいくせに〜」
そんなこんなで時刻は23時57分。
こんなにも進んでいたのか。
日をまたいだら1番におめでとうを言って手を繋いで寝よう。今度こそ実現させる。
1月13日午前0時00分。
「めいちゃん!!お誕生日おめでと…」
時計を確認して時間になって直ぐにめいちゃんの顔を覗き込みながらおめでとうを言おうとしたらこいつ、スースーと可愛い寝息を立てて寝てやがる。
なんやねん!!!
こんな時間に大声も出せず小声で叫んで枕に拳をぶつける。けど「ボフン」ってなって終わり。
不機嫌な顔をしながらもう一度めいちゃんを見る。
…かわいい
なんか怒りもどっか行ってしまって全部どうでも良くなった。また明日、朝一におめでとうを言おう。
俺は誕生日プレゼントであるお揃いで買ったシルバーをめいちゃんの左手の薬指に飾って手を繋げる。セットされていない目にかかった髪をはらってちらっと見えるおでこに愛を示した。
「おやすみ。また明日、おめでとう言うからな。」
きっと届いていないであろう一文を言い終え手を繋いだままめいちゃんを抱きしめて夢の中に落ちた。
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