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「っ、…………千景ちょっと、もう、………駄目」
適当にやっててもなんとかなるもんで、しばらくしてゆうくんは僕の髪に触れる。
「出(で)そう?」
「……っ、…………うん……」
じゃあもうちょっと頑張ろ。やだやだ、と小声で騒ぐゆうくんを無視して吸いあげる。ゆうくんは立っていられなくてふらつく。逃げんなよ。壁に寄せて再開する。
「っ……待って、……やだって……」
苦しそうに歯を食い縛るゆうくんを見上げる。そんな顔するんだ。そんな可愛い感じで女の子にもこんなことされてたの? 初めてだって言ってくれたほうがまだマシだった。いや、大学生にもなって、初めてはさすがにないか。
「ぁ……やだ、馬鹿! ふざけんなよ!」
声は抑えてるけど、明らかに慌ててゆうくんは僕の腕を掴む。そんな焦ることないじゃん。指一本入れたぐらいで。
今までもっとすごいことしてんのに。
「…………っ、んん、やぁ、やだぁ……っ」
我慢出来ずに身体を折り曲げてゆうくんは悶える。だってゆうくん、こっち触んないとイケないでしょ?
いじくってたら、やっぱりすぐイッちゃって、口の中に精液が溜まってく。飲むのやだな。いや、愛がないとか、そうじゃなくて。
愛はあるので飲み込んで、ゆうくんを開放したら、すぐに崩れるように座り込んだ。
「……馬鹿、死ね、馬鹿」
僕を睨む。
長い説教でも始まるかな。そう思っていたら、キスされた。
え。
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