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あれから
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車で送って貰ったけど、全く会話が無かった。俺も何となく話したく無かったし、空はそれを察してくれていた。どこまでも優しかった。でも、
『あんな女々しい何て好きなわけ無いじゃん』
あの言葉がさっきからずっと頭に残って離れない。
何で?さっきの空と全く逆じゃん。さっきは、
『好きだよ。・・ずっと前から。』
頭に残る矛盾した2つの言葉。どっちが真実?
空は俺を好きなの?それとも嫌いなの?
もし好きならその好きは何の好きなの?親友として?恋人として?
「わからない。空の事が全くわからない。」
空の事はあの学校で仲が良かったのは、自他共に認めてた。だから、付き合っているのでは無いか?という噂はよく立った。
周りが同性のカップルなんて何組かは居たから、俺らもそうなんじゃ無いかって思ったらしい。でも、お互いがお互いを何の意味で好きだったかは、自分自身しか知らない。
だから、あの時、告白された空が真実か。
頭に響く好きでは無いという空が真実かは空しか知らない。
「明日、聞いた方が良いのかな?そもそも、俺は恋愛の意味で空を好きなのか?」
俺が空を恋愛の意味で好きなのかなんて考えたことなんて無かった。
いつも一緒にいたから安心してた。それは、恋なのか、依存なのかはわからない。でも、
空に再開してから胸が痛む事は増えた。
もしかしたら、本当に恋してるのかもしれない。
・・両想いだったらイイな?・・
そう願って俺は寝た。
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