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俺の新たな玩具(逆) ①
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現在俺、風見慎治は追いかけ回せれてる始末や。
「慎治〜。俺と付き合え〜〜‼︎」
「だ〜か〜ら〜、今は無理って言ってるやろ〜‼︎考えるって言ったの忘れたんかいな〜」
「もう充分待ったじゃねぇか〜。だからおとなしく俺と恋人となって永遠に愛を誓い合おう‼︎」
話を一切聞いておらんよ、こいつ。
どうしたらこの生活から抜け出せるんや。転校?それとも退学届出す?いや、両方ともオトンやオカンに迷惑や。
『分かってるんやろ??残ってる選択肢が何かを。』
『ダメや。キチンと振って玲牙と空を自分のモノにするって決めたんやろ?』
俺の中の天使と悪魔が脳内で争っておる。
どっちが正しいんや。
いやっ、迷っている今の状態から悪魔の方に寄っているな。もう。
「おっ。止まってくれたか。で、答えは?」
「誰が、公衆の面前でそないなこと言うかボケ‼︎」
「なんだ?2人っきりならイイのか?だったら早く言えよ。ほらっ、行くぞ?」
「ってどこへ行くんや‼︎」
「それは内緒。でも楽しい所だぞ?」
嫌な予感しかせぇへんのやけど。こういう時に限って予感は当たるのが人間ってもんなんやね。
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