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〜唯人side〜
「こんな可愛い子なんでもっと早く連れてこなかったの!独り占めするなんて酷いわ!」
「いやいや、知り合ったのホント最近だから。」
「あら、ほんとなの?ゆいちゃん」
ゆ、ゆいちゃん!?
普段呼ばれない呼び方に目を丸くする。
「は、はい。先週であったばっかりです。」
「そぉなの~!どこで出会ったの!」
「え、えぇーと、それは~」
「好きな食べ物は?趣味は何?誕生日はいつ?どんな音楽が好きなの?」
「ちょ、ちょっと、ちょっと待ってください!?」
「あはは~、諦めた方がいいかも。奈緒さんは可愛い子には目がないから。……あ、他にも犠牲者がでるかも。」
「ほ、ほか?」
からーんとカフェの扉にかかっているベルが鳴る。
「うわ、おばさん何してんの?…………あれ、唯人?」
「え、千明?」
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