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告白5
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「っ、、!?っひ、、、」
「くっ、、ははっww」
今僕はカノさんと『隣の彼女』を見ている。
題名につられてきたんだけど正直
怖すぎて手握らせてもらってる。
もっとロマンチックなのかと思ってた。
こんなホラーとか聞いてないし。
「ねぇ、ヒビヤくん?」
「はい?」
「僕もヒビヤくんのこと苦しめ、、、」
画面を見ながら話してたらカノさんの話がきこえなかったので適当に流してたら女が画面いっぱいに現れてそこで僕は気絶した。
「あんまり歯向かうと、、許さないけどね」
僕を睨みながらカノさんが手を振り放したのに気絶してる僕は気づかなかった。
「、、そうだ君に少し意地悪するね」
ーーー目を覚ますと誰もいなかった。
その代わりに僕だけ映画館に座ってた。
「えっ、、もう終わった?そんなっ!早くでないと、、」
あれ、、そういえばなんでカノさん僕を起こしてくれなかったの、、?
やっぱり僕のこと、、。
いやっ、、どこかに隠れてるかもしれない!
「カノさーん?」
精一杯の声で叫んだんだけど返事がない。
先に出たか、、。
急いでドアに向かい外側に押す。
カチッ。
あれ、、開かない?
なんで、、。もう一回押してみる。
カチッ。
、、、閉まってる。
まさか、、閉じ込められた、、?
何度も何度もドアを押す。
「開かない、、、」
冷や汗をかいた。このまま朝まで帰れない?
でも、、これ最後の上映じゃない筈なんだ、、。あれ?最後だったかな?
思い出せない、、。
ちゃんと、、カノさんの話聞けばよかった。
「、、っカノさっ、、」
「あのっ、、」
やっぱり嫌われてるんだ、、。
起こしてくれない時点で可笑しいって思ってたんだ、、。
「やだ、、、こんなに好きなんだ、、」
「あ、、あのっ、、、すみません!」
後ろから高い声が聞こえて後ろを向く。
女の子、、?
「それ、、外側じゃなくて内側です、、」
「、、!?」
思わず顔を覆う。
は、、恥ずかしい。
「あ、、そうなんだありがと」
「は、、はい」
すぐに平然なフリをしてお礼をいう。
満面の笑みで。
内側にドアを開ける。
カチッ。
「「あれっ?」」
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