アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
②
-
もう高校生やから、アイツらは金さえ渡しとけば大丈夫みたいな感覚やねんろ。
電話で会話とかも、ほとんどなかった。
その前に電話なんかかかってこんけどな。
別にどうでもえぇ。
「サスケんち久々やな。あ、リラックマ。なん、大事にしてくれてんねや?」
部屋に入ってすぐ、そうゆうて千里はベッドへ直行した。
俺はまた赤なりそうな顔をなんとか堪えて、買って来たもんをテーブルに並べる。
「飯とかまだえぇやん。こっち来て」
「イヤ」
「ひど…、即答やし」
「お、俺…、腹減ってるから」
動揺してんのバレバレ。
別に今までかてな、千里が俺のベッドにおるとか普通にあったん。
あったんやけど…。
そんなブレザー脱いでネクタイ緩めとるヤツんとこなんかいけんやろ。
あほ。
「サスケ」
「食うん、邪魔せんで」
「こっち」
「……イヤ」
「来て」
「…………ぃやや」
おにぎりの封を切ろうとしてた手が止まる。
そんまま固まってしもて、背中から回された腕にしぶしぶそれから手を離した。
何もゆわん千里に、俺もつい無言。
何も言いよらんけど、その唇はしっかり俺の髪や首筋を這うてた。
あかん。
流されてまう。
「せ、…り、約束…ちゃうやん…」
「ごめんな、けど触るだけ。触りたいん、サスケに」
手が動き出す。
髪から顔から胸元から少しずつ、確実に下へおりてく。
いつの間にか横抱きにされてた俺は、近付いて来るその息に目を瞑った。
中を蹂躙する熱い舌。
至るとこまで舐めようとするその動きに、段々と身体に熱が生まれてくる。
知らずと荒なる呼吸に苦して目ぇ開けたら、見た事ないような、潤んだ千里の瞳が間近にあった。
「せ…、り?」
「触るだけ、えぇやろ?てか許してや」
言うと同時に乗せられた手。
腫れ物に触るみたいに、それはゆっくりと、けど確実にそこを包み込んだ。
ビクッてなったんは仕方ない。
浮いた事で押し付けてるみたいんなったんも仕方ない。
そのまま今度は強く触れられて、喉の奥から熱い息が這い上って来た。
テツが見てたあのエロビみたいに、変な声が出そうんなる。
イヤや。
怖い。
もうせんで、それ以上やめてや。
「ん、いやや…っ、あかん、千里っ…」
「なんで?気持ちえぇからこんなんなってんやろ?ちゃうん、サスケ…」
耳元で聞くその声は、やたらかすれて低くて、怖いくらい男を感じさせた。
興奮してんのが分かる。
雄や。
千里、もう止まらんねやろな。
したら俺も、そうさせた責任とらんとあかん。
別にイヤちゃうん。
恥ずかしいだけやねん。
「触るだけ…?ほんまに、…それだけ?」
「ん」
「ほんまに、ほんと…?まだそれ以上はっ、あ…、まっ、て」
「何を待つん?出したるから手、離し」
出したる、って…。
「い、イヤや!触るだけゆうたやん…っ、出すとか何…!?」
「サスケのイク顔見たい」
「あ、イヤっ!千里…っ、ん、…ゃめっ」
器用やんな。
片手でベルト外してズボンもみんな脱がしよった。
膝んとこでくしゃってるそれがやたらやらしく思うんは俺だけやろか。
あかん。
恥ずかして溶けてまいそう。
直に触られて目眩がした。千里の手も熱いはずなんに、そこで感じるそれは冷たかった。
上下に滑る手が、俺に怖いくらいの快感を与える。
「もうイく?」
「アっ、あ、いやや…っ、イヤっ…」
先走りゆうん、さっきから溢れて止まらん。
それを千里が手に絡めてローション代わりみたくするから、やたら手が滑って、やたら気持ちぃ。
くちくちって、そっからやらしい音がする。
「いややしかゆうてへん。ほんまにイヤなん?」
床に倒されて、千里の腕が枕代わりんなって、上からずいって顔覗き込んで来る。
咄嗟に横向いたら、耳下から首筋をぺろっと舐められた。
ぞくっとした感じが、そのまま下半身へ連動する。
「ア、んっ…、」
「サスケの声、ヤバいくらい腰にくる」
「ん、あっ、ア、も…やめ…っ、」
「やめんよ。もうイクやろ?」
気ぃついたら無意識に腰が浮いてて、しかも上下に微妙に揺れてて。
先んとこを何回も親指でこすられて、ぬるぬるする感覚に一気に射精感が押し寄せてきた。
.
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
24 / 43