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楓さんは俺の腕の中にいる純也を見つけると、楓さんは目を見開く。
そして俺ごと抱き締める。
「純也っっ……!!」
そのまま楓さんは純也の温もりに確めるみたいに、しばらく無言だった。
「……。いつ日本に帰ってきたんだ…?」
楓さんが聞く。
「今日」
「なんで俺に連絡しなかった?」
少し怒ったような楓さんの口調。
「蓮ちゃんに一番に会いたかったから」
「……。…そうか、純也らしいなっ!!」
純也の言葉に楓さんはようやく笑う。
「本当に蓮ちゃんには敵わないな…!ああー!!今日定時に帰れて良かったっ!!日頃の行いが良いからだなっっー!!」
楓さんは俺達を抱しめたまま天を仰いで嬉しそうに叫ぶ。
「純也も蓮ちゃんもご飯はまだだろう?健太に奢って貰おうぜ!何が食べたい?」
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