アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
12
-
「えー!!昨日からご飯食べてないの!?超ブラックじゃん!!」
楓さんは社長がいるのにスマホを取り出して、誰かにメッセージを送り終わったらしく、スマホから顔を上げて声を上げる。
社長と会社のためにも俺は慌てて否定する。
「…違うんです…っ!!…あの…、早朝に仕事は終わったんですけど、今まで仮眠室で寝ていたんです!…だから昨日からっていうより、今日は何も食べてないです…」
「それは俺に責任があります…。すみませんでした!!」
なぜか社長の隣にいる男性が頭を下げる。
どうしてあの人が俺が食事を取っていない事に責任があるのだろう…?
俺はまたもや首を傾げる。
「一番の原因はこの俺だ。こうなったのは全部俺のせいだ。たから皆、気にせずに好きな物を頼んだらいいぞ!」
社長が小さくため息をついてから笑顔を見せる。
なんで全部社長のせいなんだろう…?
俺は首を傾げたままだ。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
50 / 505