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それから純也と楓さんと俺との三人でお風呂に入った。
三人でずっと笑いながら洗いあって、三人で浴槽に入った。
さすがに男三人では浴槽は狭かったけど、誰かとお風呂に入るなんて子供以来で久々に人の温もりを感じる事ができた。
きっと楓さんが、俺のために三人でお風呂に入ろうと言ってくれたんだ。
そしてお風呂のドアを開けると……、
「はーい!拭いていくねっ!」
「は?」
楓さんが固まる。
健太さんがそこにいたからだ。
健太さんは手慣れた様子で手際よくまず純也を拭いていく。
「なんでいるんだっ!?三人で入るって言っただろうっ!?」
「もう三人でお風呂は入ったじゃない?」
「それ、屁理屈だろうっっ!!」
「僕、間違えた事言ってないもん!蓮ちゃんの次に楓も拭いてあげるから、もうちょっと待っててね!」
「自分で拭く!」
楓さんは身の危険を感じたのか、急いでバスタオルで自分の身体を拭きはじめる。
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