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「もう入って来てくださいよ…」
はぁぁーー!!と楓さんは呆れて大きなため息をつく。
入ってきたのは社長と響平さんだった。
「強敵は純也さんだと思っていたのに、一番の強敵はこの兄達じゃねぇかっっ…!!くそっっ!!チッ!!」
なぜか響平さんは舌打ちをする。
「すまない……。飲み物を持ってきたんだが、なんだか入りづらくてな……」
俺は健太さんの胸から顔を上げると、楓さんが疑いの眼差しを社長に向けていた。
「俺が蓮先輩とお風呂に入って、そしてこの俺が蓮先輩を抱き締めて寝る予定だったんですっっ!そしてそのまま結婚する予定だったんですっっ!!!」
響平さんが何か喚いている。
あれ…?
俺は仮眠室でいっぱい寝たはずなのに、なぜか響平さんの声を聞くと、寂しさが広がっていた心がなぜか穏やかな気持ちになって、強烈な眠気に襲われる。
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