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「じゃあ!なんで僕は社長と同じ部屋なんですか?同じ部屋に住んだ方が光熱費を抑えられるのはわかりますけど、だったら社長と副社長が同じ部屋で、僕と蓮ちゃんが同じ部屋の方がいいと思います!」
純也が至極全うな意見を言うので、俺も大きく頷く。
「光熱費を抑えたいために、同じ部屋に住もうと言っているつもりではないんだ…」
社長は困り顔だ。
「え?違うんですか?」
純也が首を傾げる。
「だったらなんで一人一部屋じゃないんですか?」
「それは…、」
「それは?」
「キミを私の秘書にしたいからだ」
「僕を…?」
「はぁ!?私情を仕事に持ってくるなっ!!このバカ社長っっ!!」
楓さんが社長に毒を吐く。
「俺達、兄弟は公私混同する人間だからな!」
ふん、と社長は鼻を鳴らす。
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