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ふとお父さんと純さんの姿を思い出す。
俺のお父さんだ!!!手を出すなっっ!!
あの時、本当に嫌で気持ち悪かったんだ……。
でも響平さんにキスされそうなっても、なぜか嫌悪感はなかった。
どうして…。
キスは恋人同士でするものなのに…。
なのにどうして嫌じゃなかった…?
もしかして俺は響平さんと恋人になりたい…?
響平さんとキスしたい…?
俺はそんな思いを断ち切るかのように首を振る。
「違うっっ!!俺は両親しか愛せないんだっっっ…!!!」
俺は両親だけを愛す。
そう決めたんだ。
なのになんで…。
純也にも楓さんや健太さんに頬や額にキスされても、ドキドキなんかしなかったのに…。
「うっー!…なんで、こんなにもドキドキしてるんだろう…?」
自分自身がわからなくて、膝に顔を埋めたのだった。
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