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俺は頭がパンクしそうだったので、何も考えずに荷物物整理する事に決めた。
ちょうど荷物整理を終えた頃に、タイミング良く社長と楓さんと健太さんと純也が帰ってきた。
社長が周囲を見渡す。
響平さんを探しているのだと気付いて、俺が口を開こうとした時、社長のスマホに着信が入った。
『兄貴っ!!響平が帰りたくないっ~!!って可愛い事を言うから一週間ぐらいうちで預かるわっ!!『俺は帰りたい!!兄貴、助けっっ、…!!』』
電話は切れた。
スピーカーではないのに声は漏れていた。
社長は少し間を置いて、
「……。…奏平も久々に響平に会えて嬉しかったんだろう……」
と頷いて、皆にも自分にも言い聞かせているみたいだった。
「二男、最強だな…」
とポツリと呟いた楓さんに、俺は思わず頷いたのだった。
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