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使い魔、召喚?
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………………………………
近づいて、最初に目にしたもの。
死神っぽい人にヴェルデさんが言っていた、勇者気取り野郎?さんが立ち向かっているような、そんな光景だった。
俺はまず、死神について調べてみることにした。
…………死神とは、
召喚の際、禁を破った者の元に現れる処刑人である。
…………そう、なのか。
俺は手を前に出して、ただ、頭のなかに浮かんだ言葉を声に出した。
『【縛束】』
それは勇者気取りさんに向かっていって、気付いて無かったのか、あっさりと捕まえられた。
その直後に俺は死神に声を投げた。
『…………死神さん。
その人、どうぞ。』
死神は、そう言った俺を暫く見つめたあと、不意に勇者気取り野郎さんが助けようとした人を見て、音もなく鎌を降り下ろした。
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