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使い魔、召喚?
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「なっ!君!何てことをするんだ!!!」
急に声が聞こえて、勇者気取りさんに向き直れば、凄く、睨んできた。
『…………なにって、世界の、常識?
俺の、下した判断が、世界の意思、かな。』
死神が現れたら、そうしなければならない。って、思ったから?
なんで思ったのかは、わからない、けど。
『死神さん。
どうも、でした。
勇者気取りさん、死神さんに、謝って。』
再度死神さんに、視線を向け、そこから、勇者気取りさんに話をふる。
勇者気取りさんは、はぁ?という表情をして、俺に言う。
「なんで僕が謝らないといけないんだ!
悪いのはそこの死神だろ!
あとこの拘束解いてよ!」
《駄目だな、こいつ。早く何とかしないとw》
何処からか聴こえた声の主を、さがせば、目の前の死神さんから放たれていることに気づく。
《勇者……人間の分際でやかましなぁ。
ちょいと黙っておくりゃんせw
とか言ってみる。》
なんか、イメージと違った話し方、だね。
勇者気取りさんも呆気にとられたかのように、死神さんを見てる。
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