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おもらし
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───────…
ガチャ…
トテトテトテ
ゆさゆさと体が揺さぶられて目を覚ます。時刻は夜中の3時といった所だろうか。
目の前には泣きながら天使が俺の顔を見つめていた。
「……漏らしたか」
こくりと頷く天使を抱っこして浴室へと進む。蛇口からはお湯が出ない。基本的には火の魔法を使ってお湯を沸かすが、俺は魔法の勉強をしていないため魔法が使えない。
チンと鳴らすやつでセバスチャンを呼ぶ。夜中だというのにセバスチャンは顔色ひとつ変えない。俺なんて眠くて目が大仏みたくなってるのに、セバスチャンはいつも通り目がキリッとしていた。
「セバス、湯を沸かすのと、ノアのベッドを洗っておいてくれ。それと着替えとオムツも」
「かしこまりました」
3歳だからオムツが必要だということを失念していた。ノアのオムツ替えは俺がしよう。
────────…
ノアの服を脱がし、もちもちな肌を堪能しつつ湯船につかる。天使はというと、とても静かである。ふむ…仲良くするというのは難しい。
仲良くしようとすればするほど、離れていっているような気がする。
「怖いメイドもいたし、はじめてのことばかりで漏らしてしまったのだろう。気にするな。」
「あい…ありがとごじゃいましゅ」
「ああ」
お漏らしほど恥ずかしいものはない。俺も昔は漏らしていた。オムツを履いていたが…
それにしても、今の俺は勉強不足を感じる。
このままでは天使を守ることはできない。
「ベッドが乾かないだろうから、今日と明日は俺と寝ることになるが…」
「あい」
「うむ…」
ちゃっかり天使との添い寝をゲットした俺。
その後も天使のオムツ替えを手伝い、天使のゾウさんを拝むことができた。
とても満足している。
ベッドは子供2人余裕で寝れるスペースがあった。
天使が落ちないよう壁側に寝かせると、天使から香る甘いミルクの匂いを胸いっぱいに吸い込んだ。
スーハースーハー
ふむ、よく寝れそうだ。良いアロマキャンドルとなりそう。
天使がよく寝れるよう子守唄を歌いつつ、ポンポンと背中を撫でる。
ねむれ〜ねむれ〜
規則正しい寝息が聞こえた。ノアは夢の世界へ行ったらしい。
おやすみ。マイ スイート 天使。
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